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用語集
難付着
難付着
技術の進歩が生んだ“扱いづらさ”
難付着とは、「塗料が密着しづらい」ということを意味します。塗装において問題となるのは、主に「難付着サイディングボード」においてです。
サイディングボードには、汚れにくくしたり、色褪せしにくくすることで外観を維持する機能を組み込んだものが存在します。
光触媒サイディング…酸化チタンなど、光が当たると汚れを分解する(紫外線が当たると有機化合物を分解する)機能を持った物質を塗布したもの
無機系ハイブリッド塗料を塗布したサイディング…紫外線に分解されづらい無機成分(陶磁器などをイメージするとわかりやすい)を利用した、色褪せしにくく耐候性に優れた塗料を用いたもの
フッ素系塗料を塗布したサイディング…耐久性・耐候性に優れ、汚れを弾くフッ素系塗料を用いる
このような汚れにくいサイディングは、同時に塗料が付着しづらいという特徴も持ちます。これらの技術は好評を博した反面、メンテナンスがしづらい、再塗装が難しいといった問題が浮上し、「難付着サイディングボード」として対策が講じられるようになりました。綺麗で耐用年数の長い外壁材を追求し続けたことにより、新たな問題が生じたわけです。
軟付着かどうかを確かめる
今は新築でも、いつかはメンテナンスが必要になる以上、どのような外壁材が使われているか知っておいた方が良いことは言うまでもありません。設計書や仕様書が残っていれば、軟付着サイディングボードかどうかは確実にわかるので、塗装業者との話もスムーズに進むでしょう。設計書などがない場合でも、家の購入時・新築時の情報を思い出せれば外装材の特定がしやすくなります。例えば「お宅の外壁材は汚れにくく長持ちなものになっています」と言われたことがあれば、軟付着サイディングボードである可能性があります。また、光触媒などの技術は新しいものなので、21世紀以降に建てられた建物は軟付着サイディングボードが使われている可能性が高いと言えます。他にも築10年程度が経過しているのに色褪せやチョーキング(白亜化)現象が起きない、強力なラッカーシンナーでも塗料が溶けないといった場合も、軟付着サイディングボードであるケースが多いと言えるでしょう。
難付着でも塗装はできる
難付着は「付着しない」というわけではないので、塗り替えをすること自体は可能です。ただし、軟付着サイディングボードであることをわかったうえで、適切な施工をすることが必要になります。具体的には、有機物と無機物の両方に対応したエポキシ系シーラーを下塗りに用いて塗り替えを行います。適切な施工をしないと数年で塗膜が劣化する場合があるので、実績のある業者を探すことも重要になるでしょう。
塗装できない屋根材もある
屋根のリフォームにおいては、難付着ではなく「塗装できない」屋根材も存在します。
かつてアスベストが問題になった時、メーカーはアスベストを使用しない屋根材を開発したのですが、アスベスト抜きの製品は耐久性が落ちてしまいました。劣化すると非常に割れやすくなり、屋根の上で作業するのが困難になるので、結果として「塗装できない」状況が生まれているのです(たとえ塗装できたとしても脆いことに変わりはありません)。これらの製品が劣化してきた場合は、屋根カバー工法または屋根葺き替え工事で対応することになります。
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