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工場・倉庫の省エネ対策に遮熱工事が選ばれる理由
遮熱工事
2026年3月18日

「夏になると工場の電気代が跳ね上がる」「エアコンをフル稼働させても室温が下がらない」――そんなお悩みを抱える工場・倉庫のオーナーや管理担当者の方は多いのではないでしょうか。

実は、電気代が高くなる根本的な原因のひとつは、屋根や壁から侵入してくる「輻射熱(ふくしゃねつ)」にあります。夏場、金属屋根や折半屋根は表面温度が70℃を超えることもあり、屋根そのものが巨大なヒーターとなって室内に熱を放射しています。この輻射熱を根本からブロックするのが、今回ご紹介する「遮熱工事」です。

本記事では、遮熱工事がなぜ工場・倉庫の省エネに効果的なのか、電気代削減の仕組み、そして実際の施工事例や費用感まで、わかりやすく解説します。

1. 遮熱工事とは?断熱との違いをわかりやすく

■ 遮熱と断熱はまったく異なるアプローチ

「遮熱」と「断熱」はよく混同されますが、熱への対策方法がまったく異なります。

断熱とは、グラスウールやウレタンフォームなどの断熱材が熱を「吸収してゆっくり逃がす」ことで室温の変化を抑える仕組みです。一方、遮熱は高反射率のアルミ素材などを用いて熱(特に輻射熱)を「反射して侵入させない」という根本的に異なるアプローチです。

太陽から届く熱エネルギーのうち、約半分は「近赤外線(輻射熱)」です。この輻射熱こそが金属屋根や壁を高温にさせる主因であり、断熱材では反射できないため根本的な解決にはなりません。

■ 輻射熱を遮断するトップヒートバリアー

堀岡美装店が採用しているのは、栃木県足利市に本社を構える日本遮熱株式会社の「トップヒートバリアー」です。高純度アルミニウムを素材とした遮熱シートで、輻射熱の反射率は驚異の98%。コンクリートやガラスなど一般的な建材の反射率が15%以下であることと比べると、その性能の高さは一目瞭然です。

屋外用・耐熱用・高強度用など用途に応じた6タイプ計15種が揃っており、工場・倉庫・農業ハウスなど、さまざまな施設に対応できます。特許・実用新案も多数取得しており、信頼性の高い工法です。

 

2. なぜ工場・倉庫の電気代は夏に跳ね上がるのか

折半屋根(金属屋根)の工場。夏場は表面温度が60〜80℃に達することも

■ 折半屋根・スレート屋根が「熱の巣」になる

多くの工場・倉庫では、折半(折板)屋根やスレート屋根が採用されています。これらの金属製屋根は熱伝導率が高く、夏の直射日光を受けると表面温度が60〜80℃に達することもあります。この高温の屋根面が室内に向けて強烈な輻射熱を放射し続けるため、工場内の温度が外気温より5〜10℃以上高くなるケースは珍しくありません。

■ 空調がフル稼働しても追いつかない理由

業務用エアコンがいくら冷気を送り出しても、屋根・壁・天井から絶え間なく輻射熱が流入し続ければ、室温はなかなか下がりません。結果として空調はフル稼働し続け、電気代は膨らむ一方です。資源エネルギー庁のデータによると、一般的な工場の消費電力のうち空調設備が占める割合は約11%とされていますが、熱環境が劣悪な工場ではこの割合がさらに高くなります。

■ 「デマンド値」で決まる基本料金という落とし穴

工場・倉庫などで高圧電力を契約している事業者の場合、電気の基本料金は「デマンド値(最大需要電力)」をもとに算定されます。デマンド値とは、過去1年間の30分単位の最大使用電力のことで、一度高い値がつくとその後1年間はその数値をもとに基本料金が請求され続けます。

つまり、夏の一番暑い日に空調がフル稼働してデマンド値が跳ね上がれば、涼しくなった秋冬も含めて、まるまる1年間にわたって高い基本料金を支払い続けることになるのです。これが工場の電気代が「夏が過ぎても高いまま」になる大きな理由のひとつです。

3. 遮熱工事で電気代が下がる仕組み

▲ 屋根裏への遮熱シート(トップヒートバリアー)施工の様子(宇都宮市I様)

■ ① 輻射熱を最大95%カットし、室温上昇を抑制

トップヒートバリアーを屋根裏や壁面に施工することで、屋根面を通じて室内に流入していた輻射熱を最大95%カットします。これにより室内の温度上昇が大幅に抑えられ、体感温度が格段に改善されます。工場によっては施工前後で室温が5〜10℃以上低下した事例も報告されています。

■ ② 空調の稼働率が下がり、電力量料金が削減

室温が下がれば、エアコンや大型クーラーの稼働率も自然と下がります。空調の消費電力が減ることで、月々の電力量料金(使用した電力量に比例する料金)が直接削減されます。

■ ③ デマンド値が下がり、年間基本料金が大幅削減

先ほど説明したデマンド値に対しても、遮熱工事は効果を発揮します。夏の最も暑い時期、これまでフル稼働していた空調の稼働ピークが抑えられることで最大需要電力(デマンド値)自体が低下。その結果、1年間を通じた電気の基本料金が引き下げられます。この効果は冬場も含めた年間コストに直結するため、特に大口電力需要企業にとっては非常に大きなメリットです。

■ ④ 空調設備の摩耗・故障リスクが低減し、設備費も削減

空調機器は稼働時間が長くなるほど部品の摩耗や故障リスクが高まります。遮熱工事によって空調の稼働時間が短縮されると、設備の寿命が延び、修理・メンテナンスコストも削減されます。エアコン交換を先延ばしにできる分、設備投資の計画も立てやすくなります。

4. 省エネ効果のまとめ

遮熱工事が工場・倉庫にもたらす省エネ効果を表にまとめました。

省エネ効果の種類 具体的なメリット
輻射熱カット 屋根からの熱を最大95%遮断
デマンド値の低下 電気の年間基本料金を削減
空調稼働率の低下 電力量料金の削減+設備寿命延長
熱中症リスク低減 作業効率向上・労務リスク軽減

これらの効果は単独ではなく、複合的に働きます。輻射熱が遮断されることで空調の稼働が減り、それがデマンド値の低下につながり、さらに設備寿命の延長にもつながるという連鎖反応が生まれます。

6. 遮熱工事の費用感と投資回収期間

■ 工事費用の目安

遮熱工事の費用は施工面積・建物の構造・採用する遮熱材の種類によって大きく異なります。堀岡美装店では現地調査・お見積もりを無料で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

一般的な目安として、工場・倉庫の屋根(折半屋根・スレート屋根)への施工の場合、100〜500㎡規模で数十万円台からの施工が可能です。既存の屋根塗装工事と同時に施工することでコストを抑えられるケースもあります。

■ 投資回収期間の目安

遮熱工事は一度施工すれば長期間にわたって効果が持続します。電気代削減効果・デマンド値低下・設備メンテナンスコスト削減を合算した年間削減額で計算すると、一般的な工場・倉庫では3〜5年程度で初期投資を回収できるケースが多く見られます。施工後は毎年継続的なコスト削減効果が得られるため、長期的な視点でのROIは非常に高い工事といえます。

■ 省エネ補助金の活用も検討を

遮熱工事は「省エネ設備の導入」として、経済産業省や環境省が実施する省エネ補助金の対象となる場合があります。補助率や申請条件は年度ごとに変わりますので、最新情報の確認・申請サポートについてもお気軽にご相談ください。

7. 宇都宮・栃木エリアの工場・倉庫オーナー様へ

堀岡美装店は、栃木県宇都宮市を拠点に2005年から塗装・板金・遮熱工事を手がけてきた職人集団です。一級塗装技能士をはじめとする技術者が在籍し、住宅から工場・倉庫まで幅広い施工実績があります。

遮熱工事については、日本遮熱株式会社(栃木県足利市)の「トップヒートバリアー」を採用。同じ栃木県内のメーカーとの連携により、商材知識・施工ノウハウ・アフターフォロー体制が充実しています。

  • 施工エリア:宇都宮市・さくら市・日光市・矢板市・鹿沼市・下野市・芳賀郡・塩谷郡・那須郡など栃木県全域
  • 現地調査・お見積もり:無料
  • 施工前のご相談:電話・メールどちらでも対応

「まず現場を見てほしい」「概算費用だけ知りたい」というご相談も大歓迎です。工場・倉庫の電気代でお悩みの事業者様は、ぜひ堀岡美装店までお気軽にお問い合わせください。

株式会社 堀岡美装店
栃木県宇都宮市錦2-4-5ポケットオフィス錦Ⅱ E号室
TEL.0120-161-684

事業内容
屋根外壁塗装工事(戸建て・集合住宅・工場・店舗)
雨漏り修繕
板金・防水工事
遮熱工事(シート工法・塗装工法・被せ工法)

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